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CIRの声

参加者の声

CIR(国際交流員)の声

アデリン・アン

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■ 職種:CIR  ■ 都道府県:北海道  ■ 参加年度:2021年~現在

通常のJETプログラムの応募者と違って私は既に日本に住んでいて、国内で応募しました。北海道の大学を卒業して、北海道に残りたかったのですが、典型的な日本の会社には入社する気持ちはなかったので、JETプログラムは私にピッタリでした。大学での学生としての経験は、市役所での公務員としての経験と、言うまでもなく全く違います。学生として日本に住んでいたときは、学生だったのでプレッシャーはなかったのですが、公務員になった時点で、町を代表する立場になり、住民からフィードバックが来るようになりました。JETプログラムを舞台にして、料理教室や展示パネルを通してシンガポールの文化を滝川の住民に紹介することができました。国際的な環境で働き始めたら、色んな人とコミュニケーションをとったり、日本文化だけではなく、北海道文化について知ったりすることができました。

シンガポール人に日本のことを紹介し、日本人にシンガポールのことを紹介する機会を与えてくれたJETプログラムに参加したことは、今までの人生の最高の出来事です。JETプログラムへの参加を検討している人々に一言を言えるなら、やっちゃえ!と言いたいです。失うものは何もなく、得るものばかりです!

アリス・リース

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■ 職種:CIR  ■ 都道府県:富山県  ■ 参加年度:2021年~現在

何も知らない日本の地方に移り住み、Covid-19の真っ最中で初めての仕事をするというのは、確かにリスクはありましたが、移住してよかったなと強く思っています!たった1年で富山県が自分の故郷になったという気持ちになりました。富山県のことをたくさん知るようになり、思わず知らない人に対しても富山県の魅力を伝えることがあります。私の配属先は、磨けば輝くダイヤモンドの原石のよう、知れば知るほど魅力的でもっともっと多くの人に知って頂きたいと思っています。

新型コロナウイルスの影響により異文化交流が通常通りできなかったにもかかわらず、国際交流員(CIR)として自分の強みを新たに発見することができました。特に、プロモーションと通訳のスキルを持っていることに気づきました。JETに参加したおかげで、何も知らなかった場所でも暖かく迎えられ、多様性のあるコミュニティへ入ることができました。言語スキルと自分独自の目線を活かし富山の名峰・立山連峰のように、谷も峰もたくさんある仕事に取り組むことができました。

ヴェロニカ・ヴァネッサ

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■ 職種:CIR  ■ 都道府県:熊本県  ■ 参加年度:2021年~現在

JETに参加する前は、東京と横浜への5日間の旅行しかしたことがありませんでした。ジャカルタとシンガポールで育った私にとって、日本の地方での最初の1年間は、新しい経験と楽しい思い出でいっぱいでした。コロナ感染対策を徹底しながら、仕事や仕事以外、イベントや居酒屋、旅行先で出会った方々はとても暖かい人ばかりでした。孤独を感じることはほとんどなく、自然に囲まれていることは新鮮な経験です。太鼓の演奏、茶道、花火、伝統的な踊り、お祭りなど、一年中いつでも何かしらのイベントが行われています。

CIRになり、ずっと憧れていた文化部門で初めて働かせてもらいました。私は以前、シンガポールで日系企業に勤めたことがあり、仕事で日本語を使わなければならなかったのですが、日本の公的機関で働くのは全く違う感じでした。時々、英語を一切喋らない日もあり、色々慣れるまで時間がかかりますが、毎日新しい発見があります!JETに参加し、信じられないほど多くのことを学んできたので、これから始まる2年目にもたくさんのことを学んでいくのを楽しみにしています。

シドニー・マイケル

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■ 職種:ALT・CIR  ■ 都道府県:山口県  ■ 参加年度:2019年~現在

初めてJETプログラムのことを知ったのは高校生の時で、私のやりたいことだと思いました。その後、大学内のミネソタ日米協会でインターンをしていた時に、JETプログラムを勧められ、興味を持ち、詳しく調べるようになりました。日本語を専攻していましたが、子どもと関わる仕事がしたいと思い、ALTとして申し込むことにしました。

山口県に配属され、小学校のALTとして3年間働きました。生徒たちが初めて外国の文化に触れる瞬間や私の母国語を教えることに、とてもやりがいを感じました。交流は授業だけではなく、休み時間には子ども達と遊び、昼食時には一緒に食事をし、学年末のコンサートでは特別ゲストとしてブラスバンドに参加したこともありました。日本についてだけではなく、アメリカについて、そして自分自身について、多くのことを学んだ素晴らしい経験でした。

数年後、JETの任期後の人生について考え始めました。教育業界の経験以外に翻訳や通訳の経験も積みたかったですが、JETプログラムや慣れ親しんだ山口県を離れたくないという思いから、山口県庁のCIRへ異動させてもらいました。現在、知事の通訳、観光資料の翻訳、県内の方々に自分や自分の国について伝えるなど、毎日新しいことに挑戦しています。

JETプログラムは私の人生に大きな影響を与えてくれました。大変感謝しております。

柯 逸陽

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■ 職種:CIR  ■ 都道府県:北海道  ■ 参加年度:2011年~2013年

日本文化に憧れ、中学校時代から日本文化が憧れ、大学院まで日本文化を専攻しました。同級生たちは、殆ど外国系企業に就職しましたが、私はほかの可能性を考えました。「もっといろんな人と接したい、もっといろんな文化に触れたい。」と思いました。

その時に偶然にネットでJETプログラムの募集を見て、本当に幸いでした。

CIRとして北海道ニセコ町に配置されました。ニセコ町は世界でも有名なスキーリゾートで、毎年海外から観光客がたくさん来ています。

私の生まれた町は中国南部の町で、夏が比較的長いです。それに対し、ニセコ町の冬は6ヶ月も続き、私にとってはまさに「ワンダーランド」です。一人暮らしの海外生活は寂しい時もありますが、ニセコ町に来て出会った友達や同僚の皆さんは温かい心で私をサポートしてくれます。日本人だけでなく、オーストラリア、アメリカ、韓国、カナダの友達と一緒に働き、それぞれの文化、政治、歴史、それにポップミュージックや映画までつきることのない面白い話題で歓談できます。

JETプログラムから与えられたことは、海外での職場における日本語やいろんなスキルを習得する場所だけでなく、他人の立場になり、他人の視線から世界を見直す機会です。これはまさに国際交流の目的と意義であると思います。JETプログラムを卒業した後も、このような貴重な経験は人生の宝物になると思います。

佐久真 ヘイミ薫・土田

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■ 職種:CIR  ■ 都道府県:静岡県  ■ 参加年度:2008年~2013年

「あなたはJETプログラムに合格し、静岡県磐田市に派遣されます」という嬉しいニュースが在クリチーバ日本国総領事館から届いたのは、平成20年2月19日のことでした。私にとってそれは宝くじに当たることと同じくらいの喜びでした。JETプログラムという大規模な国際交流プログラムに参加できることは、私の人生で最もやりがいを感じさせる経験と言っても過言ではなかったからです。

派遣先の磐田市は、静岡県西部に位置していて、ジュビロ磐田のホームタウンやヤマハ発動機株式会社の本社があることで知られています。人口は、約17万人で、その内、約4千人がブラジル国籍の方です。

磐田市のCIRになって5年目を迎えましたが、仕事の主な内容は、翻訳・通訳をはじめ、小中学校や自治会等を対象としたブラジル文化の出前講座で、多文化共生を推進する活動です。ブラジルの話をすると同時に毎回多くの出会いや新しい経験をしています。

そして、「ありがとう」や「ブラジルのことがわかって良かった」などの言葉をもらう度に、CIRの仕事にやりがいを感じ、日本人に限らず、ブラジルをまだ知らない日本生まれのブラジル人の子どもたちにも母国について教えることができることをとても嬉しく思っています。

JETプログラムは、他の様々な理由で、私の人生や物事の見方を変えてくれました。そればかりではなく、JETプログラムに参加することで、言語能力のスキルアップや日本の文化により深く触れることができたし、出張や観光を通じて、日本各地の素晴らしいところへも行くことができました。

私にとって、最高の宝物になった経験を与えてくれたJETプログラムや磐田市に心から感謝しています。

グレース・ワン

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■ 職種:CIR  ■ 都道府県:宮崎県  ■ 参加年度:2005年~2008年

新卒となって、就職に対して不安でした。JETプログラムに参加して一年が経った時点で、自分の選んだ道で良かったと思い、感謝しています。JETプログラムは楽しくて、やり甲斐のある仕事で、私の期待していたとおりです。子供に英語を教えたり、町民にニュージーランドを紹介したりする毎日で、大変勉強となっています。大群の前で話すのにも慣れました。

子供たちは人見知りもせず、とても優しいです。学校に着くとたん、走って挨拶しにきたり、コアラのように抱きついたりします。時々スーパースター気分になります。子供たちの笑顔とエネルギーのおかげで、仕事に精が出ます。プライベートでも、世界中からの友達ができました。旅行好きなので、そろそろ九州全県を制覇しそうです。

スージー・ス

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■ 職種:CIR  ■ 都道府県:三重県  ■ 参加年度:2004年~2007年

今年(2007年)はCIRとして3年目の年です。当初は2年目の任期が終了した時点で帰国する予定でしたが、日本に留まることにしました。JETプログラムの一番いいところは国際化の一翼を担うことができ、人々の考えに多大な影響を与えることができることです。コミュニティーセンターで外国語を教えるほかに、外国訪問の企画、具体的には母国に市民をを連れて行く(旅行会社が企画するパッケージツアーと違ったものにする)などが仕事です。

グローバリゼーションとは外国語でコミュニケーションがとれること以上のものだと思います。そしてそれは私が仕事を通じて成し遂げようとしてきたものなのです。違いを理解し、受け入れられることは何よりも重要です。その点で私にとってJETプログラムに参加できたことはとても幸運でした。この文化交流は真の国際化時代を迎えるにつれてより価値あるものになるでしょう。そして自分自身の視野を広げたいという人に私はJETプログラムを強くお勧めします。

JET参加者・経験者の声

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