18:佐久真 ヘイミ薫・土田
■ 職種:CIR(国際交流員) ■ 都道府県:静岡県 ■ 参加年度:2008年-2013年
「あなたはJETプログラムに合格し、静岡県磐田市に派遣されます」という嬉しいニュースが在クリチーバ日本国総領事館から届いたのは、平成20年2月19日のことでした。私にとってそれは宝くじに当たったと同じくらいの喜びでした。JETプログラムという大規模な国際交流プログラムに参加できることは、私の人生で最もやりがいを感じさせる経験と言っても過言ではなかったからです。
派遣先の磐田市は、静岡県西部に位置していて、ジュビロ磐田のホームタウンやヤマハ発動機株式会社の本社があることで知られています。人口は、約17万人で、その内、約4千人がブラジル国籍の方です。
磐田市のCIRになって5年目を迎えましたが、仕事の主な内容は、翻訳・通訳をはじめ、小中学校や自治会等を対象としたブラジル文化の出前講座で、多文化共生を推進する活動です。ブラジルの話をすると同時に毎回多くの出会いや新しい経験をしています。
そして、「ありがとう」や「ブラジルのことがわかって良かった」などの言葉をもらう度に、CIRの仕事にやりがいを感じ、日本人に限らず、ブラジルをまだ知らない日本生まれのブラジル人の子どもたちにも母国について教えることができることをとても嬉しく思っています。
JETプログラムは、他の様々な理由で、私の人生や物事の見方を変えてくれました。そればかりではなく、JETプログラムに参加することで、言語能力のスキルアップや日本の文化により深く触れることができたし、出張や観光を通じて、日本各地の素晴らしいところへも行くことができました。
私にとって、最高の宝物になった経験を与えてくれたJETプログラムや磐田市に心から感謝しています。
その他の参加者の声