11月7日、京王プラザホテル(新宿)において、皇太子同妃両殿下ご臨席の下、総務省、外務省、文部科学省及びCLAIRの主催により、JETプログラム30周年記念式典を開催しました。
記念式典には、現役JET参加者及び元JET参加者、地方自治体関係者等約720名が出席し、JETプログラムの30年間の歴史及び成果を振り返る場となりました。
CLAIRの岡本理事長は、開会の挨拶で「JETの皆様方は、日本の各地域の人々と強い絆を持ち、日本の良きサポーターとして大きな役割を果たしてきました。任期終了後も各国の政府機関や日系企業をはじめ、社会のあらゆる分野で、日本と世界との懸け橋として相互理解の深化に努めてくれています。JETプログラムはこの節目を新たな出発点として、日本と世界のより良い未来のために貢献してまいります」と述べ、JETプログラムの更なる充実を呼びかけました。
また、初の試みとして、JETプログラムを成功に導いてきた現役JET・元JET参加者たちの視点から、JETプログラムの功績と今後の目標について、世界に向けメッセージを発信する「JET宣言」の発表もありました。現役JET参加者代表のライアン・ハタさん(全国AJET)と元JET参加者代表の権(クォン)珠(ジュ)賢(ヒョン)さん(JETAA韓国)が演台に立ち、「日本企業の国際化が進む中、日本がもっと多様な文化を誇る国となるために、現役参加者が、日本の若者や地域の方々に与える影響への期待は、かつてない高まりをみせています。私たちは、日本が国際社会における地位を高めていけるよう、日本政府と連携を図りながら、現役JET参加者や元JET参加者の能力向上に務めて参ります。」と宣言しました。
今後、JETプログラム30周年記念式典をはじめ、JETありがとうキャンペーン、JETプログラム動画コンテスト等、30周年記念事業についてホームページにて詳しく報告していきます。