


就職活動においては、社会人の卵としてのマナーが求められます。敬語については日本人であっても間違えるものなので、気にしすぎることはありません。しかしながら、就職活動ではJETプログラム時代とは違った言葉の使い方が必要ですので、それらを覚えておきましょう。
説明会への参加日程の変更を依頼する場合
<あなた>
「私(わたくし)、JETプログラム参加者の○○と申します。恐れ入りますが、人事部採用課の○○様をお願いできますでしょうか」注)JETプログラムに馴染みのない企業の場合、○○職に応募しているや、○○日に説明会の予約をしているなど、要件をわかるようにした上で名乗りましょう。
<人事担当者>
(ご本人が出る)「はい、○○ですが…」<あなた>
「お忙しいところ、恐れ入ります。私(わたくし)、JETプログラム参加者の○○と申します。本日、メールにてご連絡いただきました会社説明会への参加日程なのですが、申し訳ございませんが、当日は○○が重なっております。差しつかえなければ、参加日程を変更させていただくことはできませんでしょうか?」<人事担当者>
「わかりました。それでは○○日の○○時からではいかがですか?」<あなた>
「はい、○○日の○○時からですね。その日程でお願いいたします」<人事担当者>
「では、○○日にお待ちしております」<あなた>
「ありがとうございます。本日はお手数をおかけしまして、申しわけありませんでした。それでは、失礼いたします」
遅刻を伝える
遅刻は原則として、してはいけませんが、万が一、電車が遅れそうな場合などは、早めに連絡をして、きちんと謝罪をしましょう。
<あなた>
「私(わたくし)、JETプログラム参加者の○○と申します。恐れ入りますが、人事部採用課の○○様をお願いできますでしょうか」<人事担当者>
(ご本人が出る)「はい、○○ですが…」<あなた>
「お忙しいところ、恐れ入ります。私(わたくし)、JETプログラム参加者の○○と申します。本日、○○時にお伺いするお約束をいただいておりましたが、御社に向かう途中で○○が発生いたしました。(路線の事故等理由を伝えましょう)現在、向かっておりますが、定刻より○○分ほど遅れる見込みです。大変申し訳ございませんが、ご了承いただきたくご連絡させていただきました」<人事担当者>
「それは大変ですね。了解いたしました。お待ちしておりますので、気をつけてお越しください」<あなた>
「はい、ありがとうございます。ご迷惑をおかけしまして、申し訳ありませんでした。早速、向かわせていただきます。失礼いたします。」
面接後のお礼のメール
(1)件名は、用件をわかりやすく簡潔に記入します。
(2)必ず名乗ってから、本題に入ります。(注)
(3)どんな内容のメールかをまず伝えましょう。
(4)例えば印象に残った面接の内容や説明会のプログラムなど、内容と関連付けて具体的に記述しましょう。
(5)メールの最後には、JETプログラム参加者であること・名前・メールアドレス・電話番号などが入った署名を付けましょう。注)JETプログラムと馴染みのない企業の場合、○○職に応募しているや、○○日に説明会の予約をしているなど、要件をわかるようにした上で名乗りましょう。
送付状見本
(1)必ず、送付状を同封し、「提出書類」と同じサイズ、またはそれ以下のサイズの用紙を使用します。
(2)本文をパソコンなどで作成の場合も、氏名の部分は直筆で記入します。
(3)拝啓~敬具を使います。
封筒宛名面見本
(1)切手は郵便番号の枠のラインに合わせて貼ります。
(2)住所・会社名・部署名は書き出しの高さを揃えて整った印象に。
(3)部署名の下には「御中」をつける。
(4)「応募書類在中」と赤字で書き、四角で囲む
(5)エントリーシートを折らずに収まる封筒を用意します。
封筒裏面見本
(1)封は糊を使って閉じて、「〆」または「封」とします。
(2)郵送の場合は、投函日を漢数字で記入します。
(3)住所は、省略しないほうがていねいな印象になります。
©Mynavi Corporation マイナビ2018 外国人留学生特集/就活支援コンテンツより引用